天洋丸の煮干いりこ
天洋丸の煮干いりこ
天洋丸で捕ったカタクチイワシは、専属のいりこ加工業者に委託製造してもらっています。
港についた運搬船の魚艙からフィッシュポンプで(又はタンクに積んで)煮干いりこ加工場へ魚を移します。 | ||
選別機でいりこの原料となるカタクチイワシを分け、サイズを揃えます。 | ||
カタクチイワシは塩水で洗浄したのち、バラ(せいろ)に広げます。 | ||
ボイラーで熱せられた海水中に、バラを入れ、カタクチイワシを煮ます(煮熟)。煮熟時間は大きさによって異なりますが約5分程度で、煮ることにより腐敗を防ぎ、タンパク質を凝固させます。 | ||
一気に熱を加えているので、煮熟後のカタクチイワシはきれいな形をしています。 | ||
煮熟されたカタクチイワシは温風乾燥機を使用して乾燥させます。 | ||
数時間後、全体が早く乾燥するよう、途中でバラを返します。この際、異物があったら丁寧に手で取り除き、再度乾燥機に入れます。 | ||
乾燥後のいりこは再び異物を手で取り除き、箱に山盛りに詰め、重さをきちんと量ります。ガムテープで封して完成。そして出荷します。 |
ここまでは通常の漁連の共販に出す分です。
天洋丸の煮干いりこはさらに選別を行い、異物チェックを十分に行い、脱酸素剤を入れ脱気パックしています。