長崎県橘湾でカタクチイワシを漁獲している中型まき網船団「天洋丸」です~煮干いりこ、エタリの塩辛、自転車飯の素

いりこ

煮干いりこについて

煮干とは、魚介類を煮て干したもの、、、ということで、イワシ、アジ、サバなどの稚魚、また貝柱やエビなども含め、すべてを示しますが、煮干の多くはイワシを原料とし、そのうち、カタクチイワシ、マイワシ、ウルメイワシの3種類が加工されています。

いりことはカタクチイワシの煮干のことで、さらに魚体の大きさに応じて区分されています。

チリメン3cm以下  
カエリ3.5~4.5cm 
小羽ダレ5.0~5.5cm
中小羽ダレ6cm
中羽ダレ7~8cm
大羽ダレ8.5cm以上

そのまま食べるには、カエリが適し、だし用には中羽で脂が少ないものが適しています。

煮干いりこの製造工程

天洋丸が漁獲したカタクチイワシが加工され出荷されるまでの一連の流れをご覧下さい。

天洋丸の煮干いりこ

もしいわし製造の歴史

南串では昔、煮干のことを「もしいわし」「もしわし」と呼んでいました。明治初期からの煮干加工の歴史を調べました。

もしいわし

料理レシピ

いりこには、美味しい旨み成分のイノシン酸がたっぷり含まれていますので、味噌汁にはいりこだしがぴったりです。
その旨み成分が効率よく抽出される方法は、30分以上水につけてから煮出すこと!

  • だしをとる手順(一例)
  1. 水の2%量(4カップに対し16g)のいりこを鍋に入れ、水に30分以上浸します。
    タレの場合は頭と腹を取り、裂いてから入れるとうまみ成分が抽出しやすくなります。
    カエリはそのままでOK。
  2. 加熱し、沸騰してから2~3分煮て、こす。
    カエリの場合は、こさずにそのまま味噌汁の具にもできます。

いりこの南蛮漬け

いりこの南蛮漬け
材料:いりこ(小アジの煮干でもOK)、南蛮酢、酢150cc、みりん150cc、砂糖大さじ2、醤油大さじ1

  1. いりこをさっと油で揚げる。
  2. 油を切り、そのまま南蛮酢に漬け込むだけ。

◎あっという間にできるので、おつまみにもどうぞ。
◎南蛮酢は、酢とみりんは1:1、砂糖と醤油もお好みで!

根菜といりこのかき揚げ

根菜といりこのかき揚げ
材料:ごぼう1本(150g位)、人参1本、じゃがいも1個、いりこ60g位、薄力粉、天ぷら粉、水 

  1. 野菜は全て千切りし、水(ごぼうは酢水)にさらしてあくを抜く。
  2. 水気を切り、ボウルに入れ薄力粉をまぶす。
  3. 天ぷら粉に水を入れて衣を作り、材料を入れ混ぜる。
  4. 小さめにまとめて、返しながらカリッと揚げる。レモンと塩で食べる。

◎だしをとった後のいりこで作ってもしっとりしGOOD!

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